『絵と音と舞による舞台芸術 日本神話 byマークエステル』を終えて…

一つの公演を終えて、これほど寂しく思うことは珍しいです。

しかも、普通のお芝居とは違って、それほど皆さんと一緒に長い間稽古したり活動してたわけではないのですが…。不思議です。なんだか寂しい。この寂しさは何なのか…。

 

まず何より、この企画、物語、共演者の皆さんが、本当に素晴らしくて、単純にこの企画が終わってしまうのが、寂しいというのがあります。

 

…ただ、それだけではないようです。

 

ナレーションが録音だったため、完全にお客の立場で見せてもらったことや、今日上演された高松公演などは会場にも行っておらず、果たして無事に終わったのかどうかも分からない。(ツイッターとかを見てると、どうやら大成功のうちに終えたようではありますが…)自分だけ舞台に立っていないので、でも参加しているし、本当に不思議で、まぁ、とにかくうまく言えないが、「寂しい」という気持ちがピッタリくるようです。

 

要するに「立ちたかった」んでしょうねぇ~。言うまでもなく踊りの公演なので、俺の立ち位置はありませんが…。

 

まぁ、女々しく、寂しい寂しい言うてますが、でも、声のお仕事の面白み、醍醐味のようなものを強烈に味わわされもしました。本当に素晴らしいダンサーさん達とナレーションで共演させてもらい、しかもそれを生で観させて頂くという経験は、何というか、役者冥利…、うーん、出てないので、役者というよりナレーターですね、、ナレーター冥利に尽きました!!

 

また、今回、とても素晴らしい出会いがあり、役者多田として、大きな大きな収穫があったのは確かです!

 

皆さん、本当に素晴らしい方々ばかりでしたが、やはり菅井円加さんが印象に残っています。大迫力の、小林太郎さんの和太鼓とのコラボは圧巻…。リハの時からただただ、「すげぇ…」と思ってましたが、本番が一番すごかった…。息を飲みました。素人なので、よく分かりませんが、とにかく引き付けられました。

また、あんな激しい踊りをされるのに、いざ話してみると、とっても気さくで、かわいらしくて、明るい方でまたまたビックリ!!きっと若いのに、いろいろと苦労されてるんだろうなぁ、と思いました。

↑無理言って写真撮ってもらいました!

(写真、小さくてすいません…、なぜか大きく出来ない…。)

 

 

あと、この菅井さんとコラボされた小林太郎さん!!

カッコいい!とにかく渋くてカッコいいです。

和太鼓の音が半端なく強くて、空気がいっぺんに変わってしまうのが分かります。太鼓で色んな音色の出せる方で、迫力もあり、ただただ凄い!の一言…。なんと二時間くらい打ち続けられるそうです。す、すげえ…。

小林さんも、とっても気さくな方で、大和公演では同じ楽屋だったこともあり、仲良くしてくださいました。

↑小林太郎さんです。

 

 

また、菅原小春さんも、やはりとても印象深いです。テレビでよくお見かけする方で、勝手なイメージで申し訳ないのですが、俺なんかキッと強い目で睨まれておしまいなんだろうな…、と思ってたのですが、とんでもない!!とっても素朴な腰の低い方で、俺の拙い挨拶にも実に自然に、それでいて誠実に素敵に応えて頂いて、本当にうれしかったです!!勇気が出ずに、写真撮れなかったのが残念でしたが、瞼の裏に焼き付けてます…。

 

あとは、もうほんとに俺なんかが下手な言葉で言っても仕方がないくらい素晴らしい方々ばっかりで、語彙力が枯渇してきましたので、この辺にしておきますが、とにかく素晴らしい体験をさせて頂きました!!

これは、プロデューサーの濱崎さん、アドバイザーの佐々木先生、推薦してくださった大滝さん、郁ちゃんのおかげです!本当に本当にありがとうございました!!

 

最後に、今回の作品の核となる絵の作者、マークエステルさんとの写真を載せさせて頂きます!マークエステルさんも素晴らしくオシャレで、気さくでそれでいて時間が空いた時には、日本の教育問題など、非常に有意義なお話をしてくださいました。ありがとうございました!

↑マークエステル画伯です。(ちなみに真ん中の美女はうちの嫁です♡)